第二回 樹木をきれいで健康に保つために、必要なお手入れ『病害虫の予防・駆除』編 │ 造園・庭・植木の事なら株式会社小林造園

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第二回 樹木をきれいで健康に保つために、必要なお手入れ『病害虫の予防・駆除』編

第二回 樹木をきれいで健康に保つために、必要なお手入れ『病害虫の予防・駆除』編

樹木・草花・芝の知識 造園コラム

更新:2018年06月25日   公開日:2018年04月18日

前回に引き続き『樹木をきれいで健康に保つために必要なお手入れ』について、造園・庭師の目線からご案内をしたいと思います。

樹木を病虫害から守り、健康を保つための病虫害防除

サクラやモクレンなど春の花が咲く季節が過ぎ気候も暖かくなると、樹木は休眠期から生育期へ切り替わり、枝葉が茂るようになります。
しかし、それと同時に樹木の成長を妨げる問題が出てきます。
病害虫による被害です。
害虫による幹や葉の食害や、病原菌やウィルスの寄生などで樹木の健康が損なわれると、枯れるリスクが高まりますので、早期発見や適切な防除対策が樹木の健康を保つために必要です。

今回は、樹木の病害虫による被害、樹木を健康に保つための病害虫を防ぐ方法と駆除についてご紹介いたします。

害虫の発生時期・害虫の種類

害虫は4・5月頃から発生して晩秋になると減少していきます。
代表的な害虫ではアブラムシがあげられます。高温時の真夏以外は増殖しやすいので見た目もかなり不快です。
アブラムシの他に、ダニカイガラムシグンバイムシなどは樹木の樹液を吸収するので、葉を弱らせて枯らします。
カミキリムシハマキムシの幼虫や、毛虫と言われるチャドクガなどは、葉や幹を直接食べます。特に幹を食べるカミキリムシは放置すると倒木に至る事もあります。また、チャドクガは触れると強いかゆみを発症します。(皮膚科直行コースです)

害虫による食害
アブラムシによる被害

樹木・草花に被害を及ぼす 害虫の種類

アブラムシ・
グンバイムシ
・モモアカアブラムシ ・ワタアブラムシ
・ツツジグンバイ ・ナシグンバイ(他多種類存在)
カイガラムシ ・ワタフキカイガラムシ ・コナカイガラムシ
・ツノロウムシ(他多種類存在)
ダニ類 ・ナミハダニ ・アカダニ (他多種類存在)
幼虫・毛虫類 ・チャドクガ ・カミキリムシ ・ハマキムシ ・クスサン ・アメリカシロヒトリ
・オオスカシバ など

 

細菌や糸状菌(カビの一種)・ウィルスによる病気

樹木が細菌やウィルスに感染すると、「根・枝・幹・樹皮・葉」に異常が発生します。
代表的な病気ではうどん粉病があげられます。うどん粉病は、枝葉に名前の通りうどんの粉のような斑点が発生します。
円形の斑点が褐色や灰色の場合は炭疽病です。
他に、葉に赤色星状の突起ができる赤星病
枝の一部から小枝を多く発生して天狗の巣のようになる天狗巣病
根元に白いカビができる、白紋羽病白絹病など様々な種類があります。
枝や葉についたカビの胞子は、風などによって運ばれ、他の枝や葉が感染していきます。

病虫害によって枯れ落ちた葉

樹木・草花の病気の種類

葉の病気 うどん粉病 ・錆病(赤星病・瘤病等) ・煤病 ・炭疽病
枝の病気 うどん粉病・膏薬病 ・錆病(赤星病・瘤病等)・煤病 ・炭疽病 ・天狗巣病
幹の病気 ・膏薬病 ・錆病(赤星病・瘤病等)
根の病気 ・紋羽病(紫紋羽病・白紋羽病) ・白絹病 ・根頭癌腫病

 

病害虫の予防・駆除

剪定による予防

樹木が茂り過ぎると日当りと風通しが悪くなるので、害虫の発生及び細菌やウィルスの繁殖も容易になります。定期的な剪定で日当り風通しを良くすることが、害虫・カビなどの発生を防ぐことに繋がります。

土壌の改良や肥培管理によって樹木の環境を整える

土壌の改良によって樹木の育つ環境を整え病原菌を発生しにくくします。
定期的に肥料を与えたり、下の土壌と上の土壌を入れ替えたりすることで、樹木の病虫害に対する抵抗力を強めることに繋がります。

薬剤(殺菌剤・殺虫剤など)により害虫を駆除する

より確実に病害虫を駆除するには薬剤の散布が効果的です。
樹木の種類・発生しやすい病害虫・発生の時期によって薬剤を使い分けて殺菌・駆除を行います。

その他の方法

病気などに感染された枝葉を直接焼却、除去することで、健康な枝葉への感染を防止します。

病害虫は種類や症状も多く、樹木に様々な悪影響をもたらします。
面倒かも知れませんが、定期的な剪定や刈込を行うことで事前予防を図り、適切な方法で病害虫を駆除することが、樹木を健康でより美しく保つ秘訣です。

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